長建寺
ちょうけんじ □京都府京都市




<風流な運河に寄り添う、「島の弁天さん」。>
京都伏見の「長建寺」は、江戸時代創建の弁財天を本尊とする寺院で、地元では「島の弁天さん」と呼ばれ親しまれています。竜宮門や伏見七名水の閼伽水、マリア燈籠など見どころ満載。本記事では、長建寺の歴史や境内の特徴、アクセス、実際に訪ねて分かったおすすめ情報を詳しく紹介します。
所要時間:15〜30分(参拝・見学)
風流な運河に寄り添う、「島の弁天さん」。
伏見の散策スポットとして人気の濠川、さらに宇治川派流を歩いていた時に、遊覧船「十石舟」の発着場の向かいに見つけた不思議な竜宮門。その足元の左右には伏見らしく酒樽が置かれていて、珍しい山門の光景が気になり、吸い込まれるようにして境内に入りました。この寺は「長建寺」。江戸時代の初頭に創建され、京都では唯一とも言われる弁財天を本尊としたお寺です。

伏見をめぐる風流な遊覧船「十石舟」の発着場の向かいにある長建寺。江戸時代の初頭に創建された。

山門には伏見らしく酒樽が置かれている。

山門は京都では珍しい竜宮門。
本尊は正月のみ開帳の秘仏、八臂弁財天像。
さほど広くない境内にはいくつかの堂宇が窮屈そうに建ち並びます。また植栽があまり手入れされていないので自由気ままに成長した枝葉がそれらの堂宇を覆い隠すほどです。山門から続く石畳の正面に本堂があります。ここに安置された本尊は鎌倉時代の作と言われる八臂弁財天像で、元旦から15日までしか開帳されない秘仏となっています。
他にはキリシタン禁制の世に聖母マリアが刻まれ密かに参拝が続けられたという「マリア燈籠」や、京都で最も開花が早いといわれる枝垂れ桜「糸桜」、弁天堂の横に湧き出ているの伏見の七名水のひとつ「閼伽水」など、コンパクトな境内に見どころがギュッと詰まっている感じです。

長建寺の本堂。本尊は鎌倉時代の作と言われる八臂弁財天像で、元旦から15日までしか開帳されない秘仏。

弁財天を本尊とするのは京都では唯一だそう。

小さな境内社が並んでいる。
創建の伏見奉行・建部政宇により、伏見は復興した。
豊臣秀吉の時代、伏見城のある伏見の町は政治の中心地として大いに栄えましたが、1619年に伏見城が廃城となって以降は町は衰退していきます。そんな伏見を復興しようと奮闘したのが伏見奉行の建部政宇。彼は濠川の開拓や中書島の開発を進め、その後の伏見発展の礎を築きました。その一環として1699年、新たに建立された寺院が「長建寺」であり、この寺号には自らの苗字から「建」の文字を含めています。その後は現代に至るまで民衆の信仰を集め、地元では「島の弁天さん」と呼び親しまれています。

創建は1699年、伏見奉行の建部政宇による。彼は濠川の開拓や中書島の開発を進め、その後の伏見発展の礎を築いた人物。

ちょっと不思議な雰囲気がある境内。

護摩焚きも行われているのだろうか。
photo.
アクセスマップと交通アクセス
■公共交通機関でのアクセス ― 長建寺(伏見)
- 京阪本線「中書島駅」:
- 徒歩で約5分。
- 濠川沿いを歩くルートで、風情ある景色を楽しめます。
- 近鉄京都線「桃山御陵前駅」:
- 徒歩で約15分。
- 市バス:「京橋」バス停:
- 徒歩で約5分。
■車でのアクセス ― 長建寺(伏見)
- 専用駐車場はありません。
- 周辺にコインパーキングがいくつかありますので、そちらをご利用ください。
詳細情報
| 名称 | 長建寺 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市伏見区東柳町511 |
| 問い合わせ先 | 075-611-1039 | 長建寺 |
| 休業日 | - |
| 料金 | - |
| 駐車場 | 無料駐車場 |
| 公式サイト | ー |
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/長建寺_(京都市) |
| 食べログ | |
| トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d1958986-Reviews-Benzaiten_Chokeiji_Temple-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
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情報更新日:2026年1月



