手柄山交流ステーション
てがらやまこうりゅうすてーしょん □兵庫県姫路市




<時間旅行のような、モノレールの車両展示。>
姫路市の「手柄山交流ステーション」は、姫路モノレールの終着駅跡を活用した施設で、現存する世界唯一のロッキード式モノレール車両を展示。昭和レトロなデザインや当時の資料も充実しています。本記事では、手柄山交流ステーションの魅力や展示内容、アクセス、実際に訪ねて分かったおすすめ情報を詳しく紹介します。
所要時間:30〜45分(見学)
時間旅行のような、モノレールの車両展示。
姫路駅から姫路モノレール廃線跡を歩いてきて、その不思議な魅力を感じたままたどり着いたのが「手柄山交流ステーション」。元々は1966年に開催された地方博「姫路大博覧会」へのアクセス手段として開業したモノレールの終着「手柄山」駅で、その建物を活用して姫路モノレールの特徴や歴史を紹介しています。中でも実機の展示が見事で、なんとモノレールの2両1編成が丸ごと維持保存されています。

かつて存在した姫路モノレールの終着「手柄山」駅で、その建物を活用してモノレールの特徴や歴史を紹介している。

市街地に残されたモノレールの橋脚。

廃線後も橋脚だけが取り残されたまま。

一部には橋桁も残されている。

手柄山交流ステーションの外観。
わずか8年で幕を閉じた、未来の乗り物。
手柄山交流ステーションは手柄山平和公園の一角にあります。モノレールが到着していた手柄山の中腹に、細長い建物。地図を見ると、まさに元駅といった向きと形状です。建物の一部は姫路市立水族館の新館としても使われていますが、交流ステーションのエリアは入場無料となっています。
モノレールは鳴かず飛ばずの経営状態だったようで、わずか8年で運行を休止。その後はモノレール車両を駅舎に置いたまま、長らく放置されていました。2000年代に入ってそれを観光資源として活用しようという事業がスタートし、運行休止から37年後の2011年に手柄山交流ステーションが開業します。

姫路モノレールは元々は1966年に開催された地方博「姫路大博覧会」へのアクセス手段として開業した。

中間駅だった「大将軍」駅のジオラマ模型。

館外に展示されているモノレールの台車。
現存する世界唯一の、ロッキード式モノレール。
幸いにしてモノレールの車両は保存状態がかなり良かったらしく、美しい姿が今でも見られます。現存する世界唯一のロッキード式モノレールだそうです。館内の1階からはモノレール車両の正面と、左右でしっかりと咥えた軌道が見られます。想像以上に大きくて迫力があるのと、丸みを帯びたデザインや色づかいがたまらなくレトロな風情を醸し出しています。2階に上がるとちょうどホームにモノレールが停まっているような形で、もうマジマジと貴重な実物が鑑賞できます。しかも車両の中も公開されていて、座席に座ることも。内部も50年近く昔のデザインが色濃く、シンプルな運転席や旧式の窓枠など見どころ満載です。

展示されている車両は当時使われていたもので、現存する世界唯一のロッキード式モノレール。

レトロなデザインに見惚れてしまう。

駅ホームもそのまま残されている。

まさに今も現役の駅のよう。

ドアは開いており、自由に出入りできる。
「姫路大博覧会」の大きなジオラマ。
2階には他にも模型やモノレールに関するパネル、また解体された車両のものでしょうか、モーターやブレーキ、行き先表示などの実機パーツも展示されていて興味をそそります。加えて当時の駅構内にあった時刻表や看板、水飲場や灰皿といった昭和感あふれる品々も置かれています。
また一角には「姫路大博覧会」の大きなジオラマも展示してあり、見ていてとても楽しいもの。当時の全てのパビリオンが再現されたもので、今もいくつかの施設が残されていることも分かります。

一角には「姫路大博覧会」の大きなジオラマも展示してあり、当時のパビリオンが再現されている。

まるで城のようなモノレールの手柄山駅。

当時の看板もそのまま保存されている。

昔の広告看板には「ヒメコーラ」が登場。

座席に座ることもできる。
昭和レトロを振り撒くデザイン。
ここまでモノレールの廃線跡を歩いて辿ってきたため、手柄山交流ステーションでは実感を伴って思った以上に楽しむことができました。乗り物特有の魅力と、やはりモノレールということ、それから昭和レトロを振り撒くデザイン。あの頃のアナログでも華やかな空気が、手に取るように伝わってきます。特に実際に昔を知っている人には、たまらなく懐かしいのではないでしょうか。おすすめのスポットです。

昭和レトロなデザインが満ち溢れていて興味津々。当時のアナログでも華やかな空気が、手に取るように伝わってくる。

土木学会推奨土木遺産に選定されている。

当時使われていた駅名看板。

モノレールの運転席。

ドアやヘッドライトなども展示されている。
photo.
アクセスマップと交通アクセス
■公共交通機関でのアクセス ― 手柄山交流ステーション
- 山陽電鉄「手柄駅」:
- 下車徒歩約10分。駅から北西方向へ坂を上ると到着。
- JR「姫路駅」南口:
- 神姫バス「手柄山ループバス」(95・96・97系統)で「文化センター前」下車、徒歩約5分。
■車でのアクセス ― 手柄山交流ステーション
- 姫路バイパス「中地ランプ」から約5分。
- 駐車場あり(有料、手柄山第1立体駐車場などを利用可能。普通車1回200円)。
詳細情報
| 名称 | 手柄山交流ステーション |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県姫路市西延末440 |
| 問い合わせ先 | 079-299-2500 | 手柄山交流ステーション |
| 休業日 | 火曜日(祝日の場合は翌日)・12月29日から翌年1月1日まで |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 有料駐車場 |
| 公式サイト | https://www.city.himeji.lg.jp/himemono/ |
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/手柄山交流ステーション |
| 食べログ | |
| トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298191-d10375266-Reviews-Tegarayama_Exchange_Station-Himeji_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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情報更新日:2026年1月




