手柄山平和公園(手柄山中央公園)
てがらやまへいわこうえん □兵庫県姫路市




<博覧会の面影、市民に愛される公園。>
姫路市の「手柄山平和公園」は、姫路大博覧会の会場跡を活用した都市公園で、スポーツ施設や水族館、植物園などが集まる市民憩いの場。博覧会の面影を残すスリラー塔や回転展望台も必見です。本記事では、手柄山平和公園の歴史や見どころ、アクセス、実際に訪ねて分かったおすすめ情報を詳しく紹介します。
所要時間:60〜90分(公園散策)
博覧会の面影、市民に愛される公園。
姫路駅から南西へ直線距離で1kmほどのところに、手柄山と呼ばれる小高い山があります。その麓から山頂にかけて整備されているのが「手柄山平和公園」。2025年3月までは手柄山中央公園と呼ばれていた、総面積約38haの都市公園です。野球場や体育館、武道館、陸上競技場などのスポーツ施設や、水族館、植物園、平和資料館など文化的な施設も含む、姫路市民のさまざまなレクリエーション活動を支える公園です。

姫路大博覧会の会場跡を活用した「手柄山平和公園」。博覧会当時の面影も残している。

総面積約38haの都市公園。

敷地内にある「姫路市平和資料館」。
地方博「姫路大博覧会」の会場となった。
最初に整備が始まったのは1942年。戦後の1956年に「太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔」が建てられのを皮切りに、数多くの施設が作られました。また1966年に開催された地方博「姫路大博覧会」の会場として使われ、その跡地には「ひめじ手柄山遊園」と「姫路市民プール」が造られ賑わっていましたが、老朽化のため2020年に閉鎖。現在はJRの新駅と駅周辺の商業施設が建設中です。
しかし博覧会の際に建てられた建物やモノレールの施設は今も一部残されて当時の雰囲気も微かに残っており、本公園の個性になっています。

1966年に開催された地方博「姫路大博覧会」の会場ジオラマ。「手柄山交流ステーション」で見ることができる。

数多くのパビリオンが建ち並んでいた。

まるで城のようなモノレールの手柄山駅。

1956年に建てられた都市空爆死没者慰霊塔。

特異なデザインが印象的な「回転展望台」。
賑わいの記憶、「スリラー塔」と「回転展望台」。
実際に訪ねてみると、標高約50mの手柄山は歴とした「山」です。そこに麓から山頂まで様々な施設が建ち並び、とても立体感のある公園。この日は「姫路市立水族館」「手柄山交流ステーション」「手柄山温室植物園」を主に観光しましたが、詳しくはそれぞれの記事でご紹介します。
他には博覧会の1パビリオンだった「スリラー塔」、これはヨーロッパの城砦のような建物で麓からも良く見えるのですが、周囲を含めて立体の迷路のようになっていて楽しめました。今は閉鎖されてしまった「回転展望台」も、博覧会時代を彷彿とさせるモニュメントとして親しまれています。

今は閉鎖されてしまった「回転展望台」も、博覧会時代を彷彿とさせるモニュメント。

実際に走っていたモノレールの車両。

家族連れに大人気の「姫路市立水族館」。

戦後姫路市長として功績を残した石見元秀の像。

「スリラー塔」内部の螺旋階段。
園内には、豊かな緑の環境。
またよく手入れされた洋風の庭園をはじめ、園内には豊かな緑の環境があります。でも園全体としては若干手入れが行き届いてないというか、自然な感じや無造作な感じが出ている、逆にそこがいい意味で印象的でした。例えばツル植物が石垣を張っていたり、生け垣もボサボサになっていたり。そこに今年初めて聞いたツクツクボウシの鳴き声が重なり、飾らない公園に夏の終わりを感じ始めました。

園内には豊かな緑の環境が広がる。よく手入れされた洋風の庭園もある。

水族館で見られたウミガメの赤ちゃんたち。

播磨の海で見られる魚を中心に展示している。
360°見渡せる、姫路市街地の眺望。
また山というだけあって、山頂周辺から360°見渡せる姫路市街地の眺望も見ごたえがあります。海の方はほんとに工場が多くて、煙突や送電塔がたくさん建ち並びます。逆に圓教寺を擁する書写山など北側の眺めが心地よいです。もちろん姫路城もしっかり見ることができます。手柄山のすぐ北側にはもっと小さくて低い山があり、その頂上に神社があります。印象的な光景に、そこに行ってみたい気に駆られます。

手柄山の山頂周辺からは360°見渡せる姫路市街地の眺望が広がる。姫路城もしっかり眺められる。

中央にある緑の小山が手柄山。

山頂にある展望台。
これからも、進化を続けていく。
かつて博覧会場だった面影を今なお残し、少しテーマパークっぽい雰囲気もある「手柄山平和公園」。この日は暑すぎたのもあり3時間程度の滞在でしたが、気候が良い時などはお弁当を持って家族で丸一日楽しめると思います。
西側の新駅開発に加えて、公園の東側では大きなコンサートホールもあった「姫路市文化センター」も解体されていました。跡地には植物園が移転される予定だそう。これまでも、これからも、進化を続けていく手柄山平和公園。しばらく注目のエリアになりそうです。

公園内にある「手柄山温室植物園」。コンサートホールもあった「姫路市文化センター」跡地への移転が予定されている。

サボテンなど砂漠の植物の展示ドーム。

野球場や体育館、武道館などもある。
photo.
アクセスマップと交通アクセス
■公共交通機関でのアクセス ― 手柄山平和公園
- 山陽電車「手柄駅」:
- 下車、西へ徒歩約10〜15分。
- JR「姫路駅」南口 から神姫バス:
- 約5分乗車、「手柄山中央公園」バス停下車、徒歩すぐ。
■車でのアクセス ― 手柄山平和公園
- 姫路バイパス 「中地インターチェンジ」から約5分。
- 駐車場複数あり。例:手柄山第1立体駐車場(498台)、旧文化センター南駐車場(207台)、手柄山山頂駐車場など。料金は普通車1日1回約200円。
詳細情報
| 名称 | 手柄山平和公園(手柄山中央公園) |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県姫路市西延末440 |
| 問い合わせ先 | 079-221-2413 | 姫路市 建設局 公園部 公園緑地課 |
| 休業日 | - |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 有料駐車場 |
| 公式サイト | https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/0000002775.html |
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/手柄山中央公園 |
| 食べログ | |
| トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298191-d1384568-Reviews-Tegarayama_Heiwa_Park-Himeji_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
| LAST VISIT | 202508 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。
情報更新日:2026年1月





