泉大橋
いずみおおはし □京都府木津川市





<1300年の歴史と、70年の風格。>
京都府南部を流れる木津川に架かる「泉大橋」は、日本百名橋に選ばれた歴史ある橋。奈良時代に行基が架けた泉橋を起源とし、現在の橋は昭和26年に完成したカンチレバー式トラス橋。時を刻んだ鉄骨の美しさと木津川の景観が魅力です。本記事では、泉大橋の歴史や見どころ、アクセス、実際に訪れて分かったおすすめ情報を詳しく紹介します。
所要時間:10〜20分(見学)
1300年の歴史と、70年の風格。
泉大橋は京都府南部を流れる木津川に架かる橋。京都と奈良を結ぶ国道24号線、大阪と三重を結ぶ国道163号線がクロスする地点で、泉大橋はその2線の重複区間となっています。
この橋の見どころは2つあります。ひとつは奈良時代に架けられたという歴史、もうひとつは特徴的なデザインです。その両面の価値から、泉大橋は「日本百名橋」にも選ばれています。

泉大橋は京都府南部を流れる木津川に架かる橋。「日本百名橋」にも選ばれている。

南詰から見た泉大橋。

最初に架けられたのは奈良時代だった。
最初に架けられたのは、奈良時代。
私は奈良出身でこのエリアのこともよく分かるのですが、最初「泉大橋」という名称に違和感を覚えていました。地域的に全く連想できない名称だからです。でも歴史を紐解けば理解できます。ここに初めて橋が架けられたのは741年、奈良時代の名僧行基によるものです。当時木津川は「泉河」と呼ばれており、この橋は「泉橋」と名付けられたのです。また橋の北側にはほぼ同時期に、これも行基によって「泉橋院」が開基され今も泉橋寺として残っています。
しかし泉橋は平安時代の洪水で流され、その後再び橋が架けられたのは明治時代になってからでした。

奈良時代、木津川は「泉河」と呼ばれており、この橋は「泉橋」と名付けられた。
時が刻み込まれた、オーラがある。
現在の泉大橋は、1951年(昭和26年)にあらためて架け替えられたものです。全長は383.6m。カンチレバー式トラス橋で8ヶ所に鉄骨の三角形の高まりがあり、リズミカルな印象を与えています。細くもなく太くもない絶妙なボリュームの鉄骨と、想像を超えるほど打ち込まれている大量のリベットが特徴的です。また建設されてからもう70年以上が経っていることも、泉大橋の魅力となっています。橋の袂には銘板がありますが、経年劣化でかろうじて読み取ることができるほど。それとやはり橋全体に、時が刻み込まれたオーラというのが感じられます。

現在の泉大橋は、1951年(昭和26年)にあらためて架け替えられたもの。70年という時が刻み込まれたオーラを纏う。

無骨なまでに太い鉄骨が魅力的。

大量に打ち込まれたリベットが特徴的。
前から知っている橋が、特別な橋に見える。
朝7時、朝日に照らされた泉大橋。泉大橋は昔からよく通っていた橋でもあります。不思議なことに、その存在をあらかじめ知らなければ全く気にならない橋だったのに、今日は特別な橋に見えています。
夕方、帰路にも泉大橋を通りました。すると朝に見た様子とはまた違って見えて、朝は白かった泉大橋は夕日の色に染まっていました。さらにこの日は夏の花火大会が木津川で催されるようで、泉大橋へ向かう人並みを見ながら、奈良方面へ向かいました。

京都と奈良を結ぶ国道24号線の一部で交通量も多く、歩道も併設され市民に幅広く利用されている。

今日はなんだか、特別な橋に見える。

夕陽を受けた泉大橋を走る。
photo.
アクセスマップと交通アクセス
■公共交通機関でのアクセス ― 泉大橋
- JR奈良線・JR大和路線「木津駅」:
- 西出口から徒歩約11分。
- JR関西本線「上狛駅」:
- 徒歩約11分。
- JR関西本線「西木津駅」:
- 徒歩約26分。
- バス利用:
- 「泉大橋(京都府)」バス停下車、徒歩約3分。
■車でのアクセス ― 泉大橋
- 付近の主要道路(国道等)からアクセス可能。場所は山城町上狛/木津駅付近。
- 駐車場は不明(公式に整備された大型駐車場の情報は未確認)。
詳細情報
| 名称 | 泉大橋 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府木津川市山城町上狛東下~木津雲村 |
| 問い合わせ先 | 075-601-7212 | 近畿地方整備局 京都国道事務所京都第一維持出張所 |
| 休業日 | - |
| 料金 | - |
| 駐車場 | - |
| 公式サイト | ー |
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/泉大橋 |
| 食べログ | |
| トリップアドバイザー | ー |
| LAST VISIT | 202508 |
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情報更新日:2026年1月




