河原城(丸山城跡)
かわはらじょう・まるやまじょうせき □鳥取県鳥取市




<羽柴秀吉も陣を敷いたという、要衝に聳え立つ城。>
鳥取市郊外にある「河原城」は、因幡・美作・播磨を結ぶ要衝に建つ模擬天守で、郷土資料館として歴史を学べるスポット。本丸からの眺望は千代川や久松山を望む絶景で、春の梅林も見どころ。本記事では、河原城の歴史や展望、アクセス、実際に訪れて分かったおすすめ情報を詳しく紹介します。
所要時間:30〜45分(見学・散策)
羽柴秀吉も陣を敷いたという、要衝に聳え立つ城。
鳥取自動車道を走っていた時、突然山の上に見えた端正な天守。それは1994年ふるさと創世事業で観光用の建物として犬山城を模して建てられたものですが、実際に昔からそこにあったような具体的な存在感があります。ただ単に見やすい山だから建てたのではなく、なぜならこの地域は鳥取から美作地方、播磨地方へ向かう街道の結節点という要衝であること。その三方を見晴らす絶好の場所でありながら、眼下を流れる千代川が天然の要害となり得たこと。つまり現代の地理上の特徴から見ても、いかにも戦略的に優れた拠点だからです。

河原城は1994年ふるさと創世事業で観光用の建物として犬山城を模して建てられた。

鳥取自動車道から見た河原城。

播磨地方へ向かう街道の結節点だった。
本丸から見た、感傷的な夕刻の風景。
河原城は山の上に駐車場があり、車があれば簡単にアクセスできます。ただ到着したのが17時を過ぎていたため、郷土資料館として活用されている模擬天守の中には入れませんでした。
それでも訪ねて良かったと感じられたのは、この河原城本丸(歴史上の本丸とは異なるもの)から眺める眺望の素晴らしさでした。傾きかけた太陽から西日が風景を横から照らしています。田畑と集落が繰り返し、北から南へ流れる千代川、因幡・美作・播磨の分かれ道にふさわしく三方に開けた谷、その向こうに止めどなく続く山並み。一日が終わることを知らせるようにヒグラシが鳴きはじめ、感傷的な夕刻の風景が心に響きます。

因幡・美作・播磨の分かれ道で、地理上の特徴から見てもいかにも戦略的に優れた拠点だった。

眼下を流れる千代川が天然の要害となった。

白亜の三層天守が聳え立つ。
時代を超えて変わらない、この場所の眺め。
かつては「丸山城」と呼ばれましたが、鳥取市には3つの丸山城があったことからややこしく、この地域名から「河原城」と名付けられました。戦国時代には羽柴秀吉が鳥取城の兵糧攻めをした時に陣を敷いた場所としても知られています。なるほど河原城から北を望めば、鳥取城が君臨する久松山がはっきりと見えます。今日は白亜の三層天守に上ることはできませんでしたが、時代を超えて変わらない風景はしっかりと楽しむことができました。
また河原城周辺は「河原中央公園」として整備されており、特に約800本の梅が満開になる頃には多くの人で賑わいを見せます。

戦国時代には羽柴秀吉が鳥取城の兵糧攻めをした時に陣を敷いた場所としても知られている。

天守は郷土資料館として活用されている。

かつては「丸山城」と呼ばれていた。
photo.
アクセスマップと交通アクセス
■公共交通機関でのアクセス
- JR鳥取駅から:
- バスで約40分、「河原城」下車すぐ。
■車でのアクセス
- 鳥取自動車道「河原IC」から約10分。
- ふもとに無料駐車場あり。
詳細情報
| 名称 | 河原城(丸山城跡) |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県鳥取市河原町谷一木1011 |
| 問い合わせ先 | 0858-85-0046 | 河原城風土資産研究会 |
| 休業日 | 月曜日・年末年始(元日は正午まで営業) |
| 料金 | 入館料 300円 |
| 駐車場 | 無料駐車場 |
| 公式サイト | https://www.kawahara-shiro.com/history/history1 |
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/河原城 |
| 食べログ | |
| トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298138-d1373433-Reviews-Mt_Oshiroyama_Observation_Deck_Kawahara_Castle-Tottori_Tottori_Prefecture_Chugoku.html |
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情報更新日:2026年1月



