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箸墓古墳 箸墓古墳

箸墓古墳

はしはかこふん □奈良県桜井市
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POINT

<古墳時代の幕を開けた、最古の前方後円墳。>
奈良県桜井市の「箸墓古墳」は、日本最古の前方後円墳で、古墳時代の幕開けを告げた歴史的遺構。卑弥呼の墓説や周濠の箸中大池など、古代ロマンを感じるスポットです。本記事では、箸墓古墳の歴史や見どころ、アクセス、実際に訪ねて分かったおすすめ情報を詳しく紹介します。

KEYWORD

#奈良県 #桜井市 #古墳 #池 #国の史跡

TIME

所要時間:15〜30分(見学)

古墳時代の幕を開けた、最古の前方後円墳。

奈良県桜井市にある箸墓古墳は、日本で最初の前方後円墳であり、また弥生時代から次の「古墳時代」への移行を、この箸墓古墳の築造を境目に定義とするという、日本史上とても重要な古墳です。それだけでなく、謎に包まれた邪馬台国の卑弥呼の墓ではないかとも考えられており、普通の古墳とは一味も二味も違う特別な古墳です。
全長は約280m。3世紀の中頃に、それまでの最大だった墳墓の3倍もあるという巨大さで突然歴史の舞台に登場し、今でも全国で11番目に大きな古墳として知られています。

箸墓古墳

3世紀の中頃に、それまでの最大だった墳墓の3倍もあるという巨大さで突然歴史の舞台に登場した。

田圃と民家に囲まれ、何気ない日常が流れる。

古墳は全容が空からしか見えないし、立ち入れるエリアが限られていたり、訪ねてみて何かとパッとしない場合も多いですが、箸墓古墳はその存在の前提からとても魅力的です。近くの駐車場に車を停め、まず前方部分に行ってみます。あたりは神聖な雰囲気と、すぐ横の田圃や民家の何気ない日常が混じり合った、少し特殊なシチュエーション。なんだか新鮮です。
拝所が設けられていて、そこにある案内板には地名から発した「大市墓」とあり、宮内庁としては箸墓古墳の埋葬者を第7代孝霊天皇皇女の「倭迹迹日百襲姫命」と定めていると書かれています。

箸墓古墳

箸墓古墳の登場をもって、弥生時代が終わり古墳時代が始まる境目とされる。また邪馬台国の卑弥呼の墓ではないかとも考えられている。

箸墓古墳 箸墓古墳

西側の前方部分に拝所が設けられている。

箸墓古墳 箸墓古墳

全国で11番目に大きな古墳として知られる。

周濠の一部と考えられる、「箸中大池」。

拝所から細い小道が続いていて、それを抜けると池があります。この池はいつ頃からあるものか分からないそうですが、昔から農業用水を確保するためのため池として利用されてきました。「箸中大池」としてため池百選のひとつにも選定されています。池と箸墓古墳は直接接しており、箸墓古墳の周濠の一部と考えられています。池の周囲は歩けるようになっていて、特にため池越しの箸墓古墳の眺めが美しいです。左側に高さ約30mの後円部分、右側には高さ約16mの前方部分。そのちょうど境目ほどに高さが違う段差があるのと、「くびれ」の部分がよく分かる岸があり、この古墳が前方後円墳であることがイメージできます。またその姿が静かな水面に逆さまに映って、美しい景色を作り出しています。
古墳は全体を豊かな森に覆われており、横から当たる朝日によってもこもこと立体感のある緑が印象的。ある一角では白鷺の群れが木に留まっていて、たわわに実った何かの果実のようです。

箸墓古墳

北側は「箸中大池」があり、ため池百選のひとつにも選定されている。箸墓古墳の周濠の一部と考えられている。

箸墓古墳 箸墓古墳

古墳は全体を豊かな森に覆われている。

箸墓古墳 箸墓古墳

ある一角では白鷺の群れが木に留まっている。

期待が高まる、卑弥呼の墓という説。

ところで冒頭に書いた「卑弥呼の墓かもしれない」説。そもそも箸墓古墳の築造年代もざっくりとしか分かっておらず、研究者によって約50年ほどのブレがあります。概ね西暦250〜300年の間と考えられていますが、早い年代だと248年という卑弥呼の没年に近しくなります。かといって箸墓古墳が卑弥呼の墓と考えうる可能性はそこまで高くもないようで。邪馬台国がどこにあったのかさえ分かっていないのですから。しかし地元ではこの古墳を卑弥呼の墓だという期待は非常に強そうで、それによる町おこしなども行われています。

箸墓古墳

宮内庁は埋葬者を第7代孝霊天皇皇女の「倭迹迹日百襲姫命」と定めているが、地元ではこの古墳を卑弥呼の墓だという期待は非常に強い。

箸墓古墳 箸墓古墳

前方部分の角にあたる場所。

箸墓古墳 箸墓古墳

古墳への立ち入りは厳重に禁止されている。

その答えを、箸墓古墳は知っているはずなのに。

美しい姿を見せてくれる箸墓古墳。1,700年以上もの昔、ここで何が起こっていたのか。その答えを箸墓古墳は知っているはずなのに、何も語らず時間を旅しています。弥生時代から古墳時代へ、新しい時代のきっかけでもあった箸墓古墳。まさにこれぞ古代の歴史ロマンです。

箸墓古墳

弥生時代から古墳時代へ、新しい時代のきっかけでもあった箸墓古墳。全ての答えを箸墓古墳は知っているはず。

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photo.

アクセスマップと交通アクセス

■公共交通機関でのアクセス ― 箸墓古墳

  • JR桜井線(万葉まほろば線)「巻向駅」:
    • 徒歩で約15分。
    • 駅を出て国道169号線を南へ進むと見えてきます。

■車でのアクセス ― 箸墓古墳

  • 国道169号線沿いに位置しています。
  • 古墳の敷地内には駐車場はありません。見学は周囲の道路からとなります。

詳細情報

名称 箸墓古墳
所在地 奈良県桜井市箸中905
問い合わせ先 0744-42-9111 | 桜井市観光まちづくり課
休業日 -
料金 -
駐車場 無料駐車場
公式サイト
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/箸墓古墳
食べログ
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022860-d8148641-Reviews-Hashihaka-Sakurai_Nara_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 202509

※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。
情報更新日:2026年1月

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