潮岬
しおのみさき □和歌山県東牟婁郡串本町






果てしなく大海原が広がる、本州最南端の岬。
紀伊半島の最南端、そして本州の最南端にあたる岬です。串本市街から細く伸びた砂州の先端にくっつくように、高さ60mほどのテーブル状台地がつながっている地形が特徴的。陸繋島とよばれる、ほとんど島のような形をしている地形一帯が潮岬です。
岬一帯は公園として整備されていて、海抜約100mから太平洋の大パノラマを楽しめる潮岬観光タワーがそびえ立ちます。また約10万平米もの広さがあり、かつては日本海軍の望楼が築かれていたという芝生の広場「望楼の芝」も。もちろん潮岬のシンボル・潮岬灯台もすぐの所に。海崖にそびえる白亜の灯台は、明治6年に建てられた国内最古級の名建築です。

本州の最南端にあたる潮岬。岬らしい見どころが凝縮されている。


潮岬のシンボル、白亜の「潮岬灯台」。


灯台の窓から太平洋を望む。


本州最南端に向かう標識。


開放感あふれる芝生の広場「望楼の芝」。
ダイビングスポットとしても人気、熱帯魚や珊瑚礁も。
随所に南国ムードの漂う潮岬は、ダイビングスポットとしても人気。ある夏に訪れた時、海岸線の暑さをしのぐために適当に見つけた波打ち際でさえ、海の中は水族館のようにたくさんの魚が泳いでいました。有名なダイビングスポットがいくつかあり、熱帯魚や珊瑚礁を楽しめます。
潮岬をぐるりと周回する潮岬黒潮ラインもおすすめ。キラキラ輝く海原を見下ろしながら、爽快なドライブが楽しめます。そして圧巻は、長い長い円弧を描く水平線に沈む夕日。海を焦がしそうなほどに赤く大きい太陽が、どこまでも広い太平洋に落ちる様子はまさに絶景です。そして振り返ると、潮岬からは清々しい朝焼けも見られます。
潮岬の1月を彩ったたくさんの水仙が咲き終わる頃には、望楼の芝に火が放たれます。一年に一度、一面に燃え広がる炎の祭典。焦げた地面から若芽が吹き出す頃、潮岬には一足早い春が訪れます。

タワーに大食堂に売店、潮岬周辺は昔ながらの観光地といった風情も素敵。


レトロな雰囲気が良い「潮岬観光タワー」。


海抜100mから太平洋の大パノラマを楽しめる。


時には荒波押し寄せる太平洋と対峙する。


近くの「馬坂園地」より串本の町を望む。
photo.
アクセスマップ
■車でのアクセス
- 阪和自動車道・すさみ南ICより国道42号経由 約30~40分(約23 km)
- 串本駅方面から県道41号(潮岬周遊線)経由 約5–6 km、8–10分程度
- 潮岬観光タワー・潮岬灯台に無料駐車場あり(50~100台収容)
■電車+バスでのアクセス
- JR紀勢本線「串本駅」下車
- 串本駅よりコミュニティバス 潮岬線(200~500円)で約15分、灯台前または観光タワー前下車、徒歩3分
- タクシーだと約15分
詳細情報
名称 | 潮岬 |
---|---|
所在地 | 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬 |
問い合わせ先 | 0735-62-3171 | 串本町観光協会 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://kankou-kushimoto.jp/spots/%E6%BD%AE%E5%B2%AC |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/潮岬 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121359-d1236809-Reviews-Cape_Shionomisaki-Kushimoto_cho_Higashimuro_gun_Wakayama_Prefecture_Kinki.html |
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