大阪・関西万博
おおさかかんさいばんぱく □大阪府大阪市




<万博は、やはり万博だった。>
2025年に開催された「大阪・関西万博」は、世界最大級の木造建築「大屋根リング」を中心に、海に囲まれた夢洲で展開された壮大なイベント。各国パビリオンや体験型展示、昼夜で異なる幻想的な景観が魅力です。本記事では、大阪・関西万博の見どころやアクセス、実際に訪れて分かったおすすめ情報を詳しく紹介します。
所要時間:300〜480分(見学・散策)
万博は、やはり万博だった。
このサイトでは各地の観光スポットを訪問してから、約半年後くらいに公開しています。訪ねた順番に記事にしていて、写真やレイアウトの作業もありなかなかリアルタイムで反映できていません。だからこのページを公開する時にはすでに閉会していると思いますが、今回ご紹介するのは2025年に日本中で大きな話題となっている「大阪・関西万博」です。
もう何年も様々な課題やトラブルを抱えながらも2025年4月13日に開幕した万国博覧会。日本では2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」以来20年ぶり、大阪府では1970年の「大阪万博」以来55年ぶりの開催となりました。

日本では2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」以来20年ぶり、大阪府では1970年の「大阪万博」以来55年ぶりの開催だった。

2025年4月13日に開幕。

予約が前提のパビリオンも多かった。

パビリオンは外観を見るだけでも楽しい。

人気パビリオンのひとつ「フランス館」。
万博史上初めて、海に囲まれた会場。
4月に開会してから、大阪の街中はやはり人が増えました。特に大動脈である地下鉄御堂筋線と、会場への主要アクセスとなる中央線は利用客が激増。街はいつになく賑わっている感じがします。ちなみに中央線は万博のために人工島の会場である「夢洲」まで延伸されました。「大阪・関西万博」は史上初めて海に囲まれた会場で開催される万博です。
私の周りでは万博が始まる前に関係者として訪れたり、また開会後比較的すぐに訪れた者も多く、だいたいは評判の良い反応でした。私はなかなか時間が取れなかったものの、7月にようやく初めて大阪・関西万博を訪れました。

「大阪・関西万博」は史上初めて海に囲まれる会場で開催された万博。海風を感じられるのも魅力だった。

「わ!」の文字が印象的な「ドイツ館」。

大きな庇がインパクトを放つ「フィリピン館」。

巨大なアーチが特徴の「アゼルバイジャン館」。

「タイ館」前に立つ木製の象のオブジェ。
夏の暑さにも、負けないほどの熱気。
入場口に着いたのは10時すぎ。平日だったからか30分ほどの行列でしたが、報道されていたような辛さはありませんでした。会場内は夏の暑さにも負けないほどの人々の熱気。人気パビリオンでは120分待ちなど、長蛇の列ができています。パビリオンは事前予約できるものもありますが、今回は特に予約していなかったため、比較的行列が少ないパビリオンを中心に巡りました。それでも平均すると30分並んで15分パビリオンに滞在する、そんなイメージです。タイ館、サウジアラビア館、スペイン館、インドネシア館、カンボジア館、北欧館、飯田ホールディングスグループ×大阪公立大学共同出展館、チリ館などを体験。どのパビリオンも工夫が凝らされていて、見ごたえのあるものでした。

会場内は夏の暑さにも負けないほどの人々の熱気。人気パビリオンでは120分待ちなど、常に長蛇の列ができている。

絶大な人気を博した「ミャクミャク」。

巨大な球体が印象深い「シンガポール館」。

パビリオンの屋根には鉄腕アトムが。

多数の国が集まって出展する「コモンズ館」。
世界最大の木造建築、「大屋根リング」。
そしてパビリオンよりも楽しみにしていたのが、この会場で最も異彩を放っている「大屋根リング」。真上から見ると真円を描く巨大な木造建築物で、直径は615m。屋上の回廊は一周約2,000mもあります。ギネスブックにも世界最大の木造建築と認定され、日本の伝統的な建築技法である「木組み」に現代的な技術も加えて建設されました。回廊となるボードウォークの高さは最大20mもあり、場所によってはさらに高低差のある2本のレーンに分かれています。そしてそこからの眺望が絶景。約155haもあるという万博の会場全体、またオリジナリティ溢れる外観のパビリオンを一望とし、また大阪湾の開放感たっぷりの風景、神戸方面には六甲の山並みなどがパノラマで眺められます。

パビリオンよりも楽しみにしていたのが、この会場で最も異彩を放っている「大屋根リング」。

世界最大の木造建築と認定された。

ビジュアル的にも強烈なインパクト。
建築デザインそのものも、見ごたえ抜群。
また大屋根リングの建築デザインそのものも大変見ごたえがあります。カーブを描きながら連なる柱、またその間から見えるパビリオンなど個性的な建築物。それから時間帯や日の差し方で刻々と変わる表情も見どころです。またパビリオンの行列を大屋根リングの下に配置したり、そもそも休憩用のテーブルとベンチが多数用意されているため、とにかく大屋根リングの下には人が集まっていました。そんな意味でも、万博の要の施設として大屋根は強烈な存在感を放っていました。

真円を描く巨大な木造建築物で、直径は615m。屋上の回廊は一周約2,000mもある。

高さは最大20mにもなる。

大屋根リングの内部も圧巻の光景。

多くの人々がボードウォークを散策する。

時間帯や日の差し方で刻々と変わる表情も見どころ。
期間を通して、さまざまなイベントも。
それから万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は大人気。東入場口と西入場口のそれぞれに大きなミャクミャクのモニュメントがあるのですが、その周りの人だかりは相当なもの。またグッズ売場でもかなりの人気のようで、正直なところ初見は不気味とさえ感じたのに、今では万人に受け入れられているようでした。
また期間を通してさまざまなイベントも催されています。この日は大きな展示場「WASSE」では日本国際芸術祭が催されており、その中で特に僧侶による御詠歌の演唱が印象的でした。また8人のクリエイターによるパビリオンのうち「Better Co-Being」では、プロデューサーの宮田裕章氏ご本人のトークショーも行われており、興味深い話も聞くことができました。

期間を通してさまざまなイベントも催されていて、いつでもどこでもお祭り的な雰囲気に満ちていた。

パビリオン前で行われるコンサート。

ミャクミャクの周りにはいつも人だかり。

夜になると雰囲気もがらりと変わる。

各パビリオンの展示も趣向が凝らされている。
最後にもう一度、大屋根リングの上に。
人気のパビリオンを含めて他にも色々見たいところはあったのですが、1日、いや3日行ったとしても到底制覇できないスケールでした。また開幕前や開幕当初は色々問題を言われてましたが、行列は仕方がないとしても他に不満など全くない内容。
夕方まで8時間ほど滞在し、最後にもう一度大屋根リングの上からの風景を楽しみます。チケットはもう1枚あるので、次は夜の万博を楽しみにいくつもりです。

大屋根リング屋上のボードウォーク。開放感いっぱいで、大阪の街から大阪湾までぐりと見渡せる。

夜の大屋根リングは幻想的な雰囲気。

夜の万博も、見ごたえたっぷり。

「スペイン館」の大きなスクリーン。

壁一面が巨大なスクリーンの「韓国館」。
夜の万博も、見ごたえたっぷり。
2回目の大阪・関西万博は、閉会まで1ヶ月を切った9月下旬。入場予約はすでに全ての日程で締切になっており、早めに予約を入れておいたので何とか入ることができました。この日の入場者は21.2万人。今回は仕事を終えてから夜に入場したのですが、それでも7月に訪ねた時の昼間より今日の夜の方が人の数が多く感じられました。
夜の万博も見ごたえたっぷりです。特に各パビリオンの電飾が美しく、鮮やかで色とりどりの照明が会場に乱立しています。昼間との違いを探しながら歩いたり。またそれらを上から見下ろしながら歩く、大屋根リング。あらためて感じましたが、やはり大屋根リングの存在感は圧倒的です。夜だから海風も涼しく、大屋根リングの散策は心地よい時間でした。屋上の植栽帯では虫の音が響いていて、秋の訪れも感じます。

夜は特に各パビリオンの電飾が美しく、鮮やかで色とりどりの照明が魅力的。さらに夜ならではのショーで盛り上がる。

隣り合う「フランス館」と「アメリカ館」。

ブルーにライトアップされる大屋根リング。

毎晩行われる壮大な噴水ショー。

最も人気のあるパビリオンのひとつ「null²」。
華やいだこの夢洲が、次にどうなるのか。
これで私の大阪・関西万博は終了です。実は見たかったパビリオンはほとんど見られませんでした。そこは少し寂しいですが、しかしこの日も夜の噴水ショーも素晴らしかったし、あちらこちらで出くわすイベントやライブも楽しんで。
私は関西に住んでいます。この万博が終わったあと、この夢洲が次にどうなるのか。実はそれも、これから楽しみにしていることでもあります。

この万博が終わったあと、この夢洲が次にどうなるのか。実はそれも、これからの楽しみでもある。

ファンにはたまらない実物大のガンダムも登場。

大阪らしく吉本のパビリオンも。

大屋根リングは一部が海に迫り出している。

大屋根リングから雄大な大阪湾の眺め。
photo.
アクセスマップと交通アクセス
■公共交通機関でのアクセス
- 地下鉄:
- Osaka Metro 中央線「夢洲駅」(2025年1月19日開業)が会場東ゲート前。大阪市中心地から直通。
- 新幹線・市内鉄道経由:
- 新大阪 → 御堂筋線で本町乗換 → 中央線で夢洲駅まで約30分。
- 関西空港・伊丹空港からリムジンorバス→本町または弁天町乗換で中央線へ。所要約1時間前後。
- シャトルバス(西ゲート):
- 大阪市内(新大阪、大阪駅、中之島、なんば、天王寺など)や空港・桜島駅から直通シャトルバス運行。予約制で運賃1,000〜1,500円程度。
■車・自転車でのアクセス
- 万博会場へは直接の自家用車乗り入れは禁止。舞洲・尼崎・堺にある万博P&R駐車場に車を停め、P&Rシャトルバスへ乗り換えが必要。予約制。
- 自転車来場も可。夢洲駅近くに駐輪場(600台)あり。事前予約が必要です。
詳細情報
| 名称 | 大阪・関西万博 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市此花区夢洲東1丁目 |
| 問い合わせ先 | 0570-200-066 | 大阪・関西万博 総合コンタクトセンター |
| 休業日 | - |
| 料金 | - |
| 駐車場 | - |
| 公式サイト | https://www.expo2025.or.jp/ |
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/2025年日本国際博覧会 |
| 食べログ | |
| トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298566-d32870280-Reviews-Osaka_Kansai_Expo_2025-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
| LAST VISIT | 202507 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。
情報更新日:2026年1月





