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特急しなの 特急しなの

特急しなの

とっきゅうしなの □長野県長野市~愛知県名古屋市
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POINT

<車窓に流れるのは、信州を代表する絶景の数々。>
名古屋から長野へ、渓谷・山脈・盆地と移ろう壮大な自然を駆け抜ける「特急しなの」。振り子式車両ならではの快適さと、日本三大車窓に数えられる姨捨の絶景が魅力の人気特急です。本記事では特急しなのの見どころや座席選びのポイント、実際に乗って分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。

KEYWORD

#長野県 #長野市 #愛知県 #名古屋市 #鉄道 #観光列車 #眺望

TIME

所要時間:180〜200分(乗車時間)

車窓に流れるのは、信州を代表する絶景の数々。

名古屋駅を朝7:00に「特急しなの1号」が出発し、終着の長野駅まで約3時間の列車の旅が始まりました。三大都市圏のひとつである名古屋から豊かな自然に恵まれた長野まで、様々な風景を楽しみながらの行程です。営業距離は250.8 km、1号から26号まで毎日13往復が運行されています。かつては一部の列車が大阪駅から出発していたそうですが、大阪名古屋間は新幹線の利用率の方が圧倒的に多いため、今は名古屋と長野を結ぶ編成のみとなったそうです。

特急しなの

特急しなのは名古屋と長野を結ぶ長距離特急列車。営業距離は250.8 km、1号から26号まで毎日13往復が運行されている。

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朝7:00名古屋発「特急しなの1号」に乗車。

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曲線のフォルムが可愛らしい先頭車両。

美しい車窓の風景を、心地よく眺められる。

名古屋までは新幹線でやってきたので、特急しなのに乗り換えるとまず窓の大きさが嬉しい点。特に山間部の大自然を眺めるには最適です。また座席の前後もゆとりがあり、快適な車内。また走り出すと効果を発揮するのが、急カーブでも速度を落としすぎずに走ることができる「振り子式車両」であること。現在の383系車両の前、381系から導入された仕組みで、日本で初めて振り子式車両が導入された特急列車として知られています。またその恩恵でカーブの時も遠心力が軽減され横揺れも少なく、美しい車窓の風景を乗り心地よく眺めていられる列車となっています。

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車両の窓が大きく、特に山間部の大自然を眺めるには最適。「振り子式車両」で快適な乗り心地。

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車窓からは雄大な自然が思う存分楽しめる。

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善光寺平から見上げる姨捨山付近。

深く刻まれた渓谷、切り立った山々が累々と続く。

名古屋駅を出発してしばらく走るとほどなく岐阜県に入ります。超高層ビル群から郊外ニュータウン、沿線都市へと景色は変わっていきます。岐阜県の瑞浪市あたりからは徐々に山の景色が多くなり、中津川を越えるといよいよ車窓に映るのは特急しなののハイライトとなります。落合川駅から薮原駅までは太平洋側に流れる木曽川、奈良井駅から洗馬駅までは最終的には信濃川となり日本海側へ注ぐ奈良井川が線路のすぐそばを流れます。だから常に清流を望みながら走り、深く刻まれた渓谷、切り立った山々が累々と続きます。また中山道と並行して線路があるため、福島宿、奈良井宿といった宿場町を見下ろしながら走るのも風情があります。

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中盤になると深く刻まれた渓谷、切り立った山々が累々と続く。写真は景勝地のひとつ「寝覚の床」。

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清らかな渓流に沿って線路が続く。

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沿線は昔から林業が盛んな地域。

乗鞍岳や常念岳などの、北アルプスの山並みも。

列車はやがて松本盆地へ抜けます。塩尻、松本という長野県では大きな街を走り、この辺りから景色の主役となってくるのは、西側に見える北アルプスの山並みです。乗鞍岳、常念岳、燕岳など日本を代表する名山が聳え立つのが見えます。6月上旬でしたが、まるで巨大な壁のように連なる山々には雪渓をくっきりと見ることができました。
長野県を象徴するような風景を見ながら、列車はやがて再び山深いエリアに入っていきます。30分ほど走ると今度は長野盆地に抜けるのですが、そこに待っているのはまた別の絶景です。

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木曽の山並みを抜けると松本盆地。西側に見えるのは乗鞍岳、常念岳、燕岳など日本を代表する名山を擁する北アルプス。

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6月でも頂上付近には雪渓が残る。

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標高2857mの名峰「常念岳」。

「日本三大車窓」、その名に違わぬ絶景。

長野盆地に入る時には、標高が550mほどあります。姨捨と呼ばれる地域で、ここから長野盆地まで約200mの高低差を下っていきます。車窓には長野盆地の壮大なパノラマ眺望が広がり、その眺めは圧巻です。東西を険しい山に囲まれて、平野部には雄大な千曲川が流れています。この車窓からの眺めは北海道の根室本線「旧狩勝峠」、宮崎県と熊本県肥薩線の「矢岳」と合わせて「日本三大車窓」と称賛されていて、まさにその名に違わぬ絶景が楽しめます。

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「日本三大車窓」のひとつに数えられる姨捨駅付近からの眺望。雄大な千曲川が盆地を流れる様子はその名に違わぬ絶景。

約3時間をかけて、終着の長野駅へ。

特急しなのは約3時間をかけて終着の長野駅に到着。今回は窓側指定席のD席に座ったのですが、木曽川(特に景勝地「寝覚の床」は必見)や奈良井川の渓谷、北アルプスの展望は逆のA席、姨捨の眺望はD席が見やすいです。どちらがいいかと聞かれたら、車窓に流れる美しい景色の時間が長いのでA席の方がおすすめです。
ちなみにグリーン車、指定席、自由席すべて2×2シートでゆったりと座れる車内。グリーン車は最も長野側の車両に設定されていて、前面の眺望が大きく見られるよう設計されています。チラッと覗きましたが、まさに緑のトンネルを走っているようでした。それにこの景色を一番先頭で見ている運転士がとても羨ましく思えたものでした。

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約3時間をかけて終着の長野駅に到着。美しい山間部と北アルプスの展望、雄大な盆地の風景を快適に駆け抜ける旅路だった。

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長野駅の善光寺口側の外観。

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復路に立ち寄った松本駅。

もはや、観光列車と呼んでもいいくらい。

ということで特に長野県の美しい山間部と北アルプスの展望、雄大な盆地の風景を快適に駆け抜ける「特急しなの」の旅。もはや観光列車と呼んでもいいくらいです。そして山深い地域の高低差や急カーブをものともしない振り子式車両の速さと快適さ。普段は6両編成ですが、観光シーズンなどには10両編成になり、その人気の高さもうかがえます。
また2029年には新型車両も登場するとのこと。単なる交通手段ということではなく、また乗ってみたい列車だったので、新しいフェーズに入ったあとにもう一度乗ってみたいと思います。

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先頭グリーン車の車内風景、前面はワイドなパノラマビューとなっている。次はぜひ乗ってみたい車両。

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photo.

アクセスマップと交通アクセス

■公共交通でのアクセス・乗車方法

  • きっぷ購入:
    • 指定席券はJR窓口・指定席券売機、または「えきねっと」・「e5489」などネット予約で購入可能。
    • 自由席特急券は窓口・券売機で購入可。名古屋~中津川・塩尻~長野の区間向け回数券もあり。
    • ネット予約の場合、事前に駅で紙券を発券するか、チケットレス非対応のため、えきねっとまたはe5489で紙券受取駅を指定してください。
  • ICカード利用:乗車券はSuicaなどICで、特急券は紙購入。ICだけでは乗れません。
  • 乗車の注意:自由席は混雑しやすく、特に休日の名古屋市~郊外区間は座席確保困難。
  • 酔いやすさ:振子車両で車体が揺れるため、酔いやすい方は注意(酔い止め推奨)。

■車での駅アクセス(拠点駅:名古屋駅・長野駅)

  • 名古屋駅周辺:駅構内に駐車場無し。名駅地下街や周辺提携Pをご利用ください。
  • 長野駅周辺:駅から徒歩ですぐに多数の民間Pあり。
  • 高速経路:名古屋方面は名古屋高速/東名高速ICから中心部へ。長野方面は上信越道長野ICなど利用。

詳細情報

名称 特急しなの
所在地 長野県長野市~愛知県名古屋市
問い合わせ先 050-2016-1600 | JR東日本お問い合わせセンター
休業日 -
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://railway.jr-central.co.jp/train/express/detail_02_01/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/しなの_(列車)
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情報更新日:2026年1月

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