近江大橋

おうみおおはし　□滋賀県大津市～草津市

多彩に魅せる、湖との美しき調和。

日本最大の湖である琵琶湖。その面積は東京23区全体とほぼ同じです。そんなに広いのに、琵琶湖にかかる橋は2本だけ。琵琶湖を北湖と南湖に分ける琵琶湖大橋と、今回ご紹介する近江大橋です。いずれも琵琶湖が狭くなった箇所に架けられた橋で、湖西と湖東の往来に非常に重要な役割を果たしています。そしてどちらも琵琶湖の美しい風景に調和するひとつの構成要素として、親しまれている橋でもあります。

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車はもちろん、歩いても渡れる橋。

そんな近江大橋は、琵琶湖の最南端近くに架けられた全長1,290mの橋。車はもちろん、歩いて渡れる橋でもあります。西詰は大津市、東詰は草津市で、滋賀県No.1、2の都市圏を結んでいます。
1974年に開通した時には有料の橋でしたが、2013年に無料化。東詰に巨大なショッピングモールができたこともあり、膨大な交通量のある橋となっています。

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雄大な琵琶湖との、コラボレーション。

近江大橋はとにかく便利なのですが、それだけではないのが、琵琶湖と一体となった景色の素晴らしさです。湖面からの高さは10m程度ですが、大津市側の一部の区間だけが少し高く持ち上げられたアーチ型になっています。これは橋の下を船が通れるようにした構造。琵琶湖大橋も同じような形状をしていますが、近江大橋にも採用されているのです。これがあることによって橋のファサードに表情が生まれ、風景の中でチャームポイントになっています。その姿と雄大な琵琶湖とのコラボレーションは、時に絶景とも言える景色を生み出します。

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琵琶湖と近江大橋は、ベストパートナー。

そんな近江大橋を最もじっくりと眺められるおすすめスポットが、大津市側にある膳所城跡公園です。琵琶湖に突き出した半島のような場所にあり、近江大橋を南西から見るようなアングルになります。この日は最初は曇り空で、橋も湖も空もグレー一色といった感じでしたが、膳所城跡公園にいる間に太陽が差し込んでからは見ごたえがありました。それまで色がなかった湖は青に、近江大橋は白に急に色を変化させ、景色そのものが変わりました。空は相変わらず雲が多いですが、湖面と近江大橋はとても絵になります。特に近江大橋の独特のシルエットは景色の主役を張っていました。

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琵琶湖の上を、走っている感覚。

実際に車で走ってみると車の流れも結構速く、橋からの琵琶湖の景色を見る余裕はありません。しかし琵琶湖の上を走っている、という感覚だけはしっかり味わえます。約1.3kmなのであっという間ですが。
ちなみにこの近江大橋を含めて草津市側へ伸びる幹線道路が「日本の道100選」に選ばれています。その顕彰碑もあるのですが、近江大橋の中御分離帯に。そこへ渡る横断歩道もなく、マニアのあいだでは撮りにくい顕彰碑として知られています。

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photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称	近江大橋
所在地	滋賀県大津市丸の内町～草津市新浜町
問い合わせ先	077-562-4080 ｜近江大橋有料道路管理事務所
休業日	-
料金	-
駐車場	-
公式サイト	―
wikipedia	https://ja.wikipedia.org/wiki/近江大橋
食べログ	－
トリップアドバイザー	https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298202-d10117223-Reviews-Omi_Bridge-Otsu_Shiga_Prefecture_Kinki.html
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