服部天神宮
はっとりてんじんぐう □大阪府豊中市




<「足の神様」と親しまれる、大阪の古社。>
大阪府豊中市にある服部天神宮は、足の病気を治すご利益がある「足の神様」として、アスリートや旅行者から篤い信仰を集める由緒ある神社です。菅原道真公が脚気平癒を祈願したことでも知られ、境内には「わらじ」など足にまつわる様々なお守りが並びます。毎年恒例の豊中えびす祭も賑わう、アクセス便利なパワースポットです。 本記事では、服部天神宮の見どころやアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
所要時間:15〜30分(参拝・見学)
「足の神様」と親しまれる、大阪の古社。
服部天神宮は「足の神様」として広く知られるほか、その社号の通り菅原道真公との縁、また「豊中えびす祭」も有名で、多彩な魅力を持っている神社です。創建は5世紀と伝えられる古社で当初は少彦名命だけを祀っていたとされますが、その後歴史の流れの中で様々な神様が合祀されて現在の姿となりました。
阪急「服部天神」駅から徒歩すぐにあり、下町の町並みの中に埋もれるように境内を構えています。

「足の神様」として有名な服部天神宮。社号の通り菅原道真公との縁も深く、パワースポットとしても知られる。

創建は5世紀と伝えられる古社。

境内に入り右手にある「祖霊社」。
人の背丈ほどある、巨大な下駄。
鳥居をくぐってまず目に入るのは、とにかく大きな大きな下駄。人の背丈ほどある下駄で、それはこの神社がいかなるものかを全て物語っているようです。またその横には小さな下駄が無数に提げられたトンネルがあります。一瞬それは風鈴のように見えていたのですが、まさか下駄だなんて。服部天神宮はやはり足の神様として何か強い影響力を宿しているようです。

人の背丈ほどある大きな下駄。服部天神宮はやはり足の神様として何か強い影響力を宿しているようだ。

下駄のかたちをした絵馬が並ぶ。

境内では靴の販売も…。
足の神様に祈願する、様々なかたち。
足の神様の謂れはそれだけではありません。境内の至るところに「足の神様」と書かれていることはもちろん、この日は朝9時過ぎにもかかわらず本殿では10人歩道が足の守護祈祷を受けていました。また境内には「草鞋堂」という建物があり、足の病に悩む人が奉納した草鞋が積み上がっています。中には江戸時代に奉納された草鞋もあるのだそう。

境内の至るところに「足の神様」と書かれている。写真は境内社である「祖霊社」の内観。

奉納された草鞋が積み上がっている。

赤鳥居が並ぶ境内社の「初酉稲荷神社」。
菅原道真公の、逸話によるもの。
そもそも服部天神宮が足の神様と呼ばれるようになったのは、菅原道真公の逸話によるものです。901年に太宰府左遷の道中に持病の脚気を発症し歩けなくなった、村人に病気平癒の神である少彦名命に祈願することを勧められた、すると足の病気がすっかり治って太宰府まで無事に辿り着くことができた、というもの。太宰府で没した後に少彦名命に加えて菅原道真を祀り、以降は服部天神宮と呼ばれるようになりました。草鞋堂の横には菅原道真公の大きなブロンズ像も置かれています。

足の神様と呼ばれるようになったのも菅原道真公の逸話によるもので、少彦名命とともに菅公も祀られている。

江戸時代末期に奉納された境内図。

境内には小さな摂末社がいくつか鎮座する。
真っ赤な社殿の、「豊中えびす社」。
それほど大きな境内ではないですが、いくつかある境内社のうち「豊中えびす社」は大変立派なものです。真っ赤な社殿が印象深く、西宮神社より商売繁盛の神様として崇敬される蛭子大神を勧請して祀っています。毎年1月の十日戎には「豊中えびす祭」が催され、期間中は約30万人もの人出で賑わうそうです。また福娘発祥の祭りとも言われています。

「豊中えびす社」は大変立派で真っ赤な社殿が印象深く、西宮神社より勧請した蛭子大神を祀り商売繁盛の神様として崇敬される。
美しい新緑を纏った、御神木のクスノキ。
この日は近くで商談があってその前に訪ねたのですが、その時はあいにくの大雨。しかし商談が終わると急に晴れたので再度訪ねてみました。すると雨に洗われた境内は太陽の光を浴びてキラキラと輝いていて、陰影を濃くした美しい光景が広がっていました。特にクスノキの大木は新緑の美しさもあって、その勢いをいよいよ強くした姿が印象的でした。
ちなみに最寄りの服部天神駅のホームには、屋根を突き破って立つ木があり、神棚が祀られています。かつてこのあたりまで服部天神宮の境内だったそうで、今も御神木をそのまま残してあるのです。

降っていた雨が止むと突然晴れ間が。豊中えびす社前に立つ御神木の新緑が、鮮やかに空に映えていた。

服部天神駅のホーム、屋根を突き破って立つ木。

服部天神宮の御神木として親しまれている。
photo.
アクセスマップと交通アクセス
■公共交通機関をご利用の場合
- 最寄り駅:阪急宝塚線「服部天神駅」東口または改札出て徒歩1〜2分
- その他駅:曽根駅(徒歩約17分)、庄内駅(徒歩約19分)も利用可能です
- バス:阪急バス「服部」停留所から徒歩約2分
■車をご利用の場合
- 最寄IC:阪神高速「豊中南IC」または国道176号線経由で約6分
- 駐車場:境内に駐車スペースあり(無料、約6台)※祭事時は混雑する場合があります
詳細情報
| 名称 | 服部天神宮 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府豊中市服部元町1丁目2-17 |
| 問い合わせ先 | 06-6862-5022 | 服部天神宮 |
| 休業日 | - |
| 料金 | - |
| 駐車場 | - |
| 公式サイト | https://hattoritenjingu.or.jp/ |
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/服部天神宮 |
| 食べログ | |
| トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023472-d7655931-Reviews-Hattori_Tenjingu_Shrine-Toyonaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
| LAST VISIT | 202504 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。
情報更新日:2026年1月





