ぶつぶつ川
ぶつぶつがわ □和歌山県東牟婁郡那智勝浦町





<紛れもない、日本一「短い」川。>
和歌山県太地町にあるぶつぶつ川は、正真正銘「日本一短い川」です。その長さはわずか13.5m。水源の湧水が「ぶつぶつ」と湧き出す様子から名付けられました。見た目のインパクトもあり、近くを通る際は立ち寄ってみる価値があります。本記事では、ぶつぶつ川の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
紛れもない、日本一「短い」川。
国道42号線を那智勝浦から鯨の町・太地町へ向かう途中、粉白という地域。鉄道の駅もなく、小さな海水浴場しかないくらいの目立たない集落ですが、この地域には正真正銘の「日本一」がありました。ぶつぶつ川、変わった名前の、日本一短い川です。国内には一級河川と二級河川合わせて20,000以上の川があるそうですが、このぶつぶつ川が堂々1位の短さなのです。
ぶつぶつ川は国道脇の踏切を渡ってすぐのところにあります。目の前には玉の浦海水浴場の美しい砂浜があり、粉白川という川が砂浜に注いでいます。その直前で粉白川に合流しているのがぶつぶつ川です。長さはなんと13.5m。川幅は1mあるかないか、水深もごく浅く、見た目はまるで用水路か何かのようです。もちろん川の終端から、水源が一目に収まります。

「ぶつぶつ川」という風変わりな名前の川は、国内に20,000以上の川がある中で日本一短い川。
 
    
「ぶつぶつ川」は歴とした二級河川。
 
    
説明板によると全長は13.5mしかない。
「みずのみば」では、水はこんこんと湧き出している。
川の始まりは湧水です。集落の一角に突然湧き出した水源から、ぶつぶつ川の水は短い旅に出ます。水が湧き出す場所には「みずのみば」と書いた案内板があり、どうやら地域の人々には飲み水や生活用水として利用されているそうです。水はこんこんと湧き出している様子は見て分かるくらいで、川として成り立つくらい十分な量が湧出しているようです。また「ふつふつ」と湧き出す様子から、ぶつぶつ川という名前になったと言われます。

「みずのみば」から湧き出す水がぶつぶつ川の水源。「ふつふつ」と湧き出すことからこの名が付いたのだそう。
湧水特有の、気温とは少しズレがある冷たさ。
「みずのみば」で川に手を浸してみました。水はひんやりと冷たく、それは湧水特有の、気温とは少しズレがある冷たさです。試しに少し口に含んでみます。どこか少しだけ塩味を感じましたが、飲用にされているということなので気のせいかもしれません。いずれにせよ、見た目のインパクトもありますし、幹線道路からほんの少しだけ逸れたところにありますから、近くを通れば立ち寄ってみることをオススメします。

川幅は1mあるかないか、水深もごく浅く、見た目はまるで用水路のよう。ただ湧き出したばかりの水がとても美しい。
photo.
アクセスマップ
■公共交通でのアクセス
- JR紀勢本線「下里駅」(または「下里停留所」)下車。
- 徒歩:約25〜30分(約2 km)。
- もしくは駅近くの下里停留所から町営バス「下里線」乗車→「玉ノ浦」または「粉白」バス停下車、徒歩2〜4分。
■車でのアクセス
- 紀勢道「熊野大泊IC」または「那智勝浦IC」から国道42号線経由で約1時間(熊野大泊ICから約53 km)。
- 那智勝浦町中心部から向かう場合も国道42号沿い、玉ノ浦海水浴場すぐの脇道を右折。
- 駐車場はありません。近隣の玉ノ浦海水浴場駐車場(無料/期間外)をご利用ください。
詳細情報
| 名称 | ぶつぶつ川 | 
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町粉白490 | 
| 問い合わせ先 | 0735-52-5311 | 那智勝浦町観光協会 | 
| 休業日 | - | 
| 料金 | - | 
| 駐車場 | - | 
| 公式サイト | - | 
| wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/ぶつぶつ川 | 
| 食べログ | - | 
| トリップアドバイザー | - | 
| LAST VISIT | 202205 | 
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