鉢伏高原(ハチ高原)
はちぶせこうげん(はちこうげん) □兵庫県養父市





関西随一、爽快な高原リゾート。
鉢伏高原は標高1,221mの鉢伏山中腹に広がる大草原。緩やかな斜面地はかつて大規模な地滑りによってできたものだそうですが、今では一面に草原となる夏、関西屈指のスキー場となる冬、また過ごしやすく新緑や紅葉が美しい春秋と、1年を通して高原の魅力を満喫できるスポットとして人気を集めています。鉢伏高原というのが正式な名称ですが、愛称として「ハチ高原」とも呼ばれています。

鉢伏高原は標高1,221mの鉢伏山中腹に広がる大草原。冬になると「ハチ高原スキー場」となる。


夏場は止まっているスキー場の施設群。


なだらかな起伏が続く草原。
景色の奥の方には、鉢伏山が聳える。
但馬アルペンロードを南から走っていたら、急カーブを曲がって突然現れた鉢伏高原の風景に驚かされました。まさにスキー場を思わせる広い斜面は、一面青々とした芝生に覆われています。景色の奥の方には鉢伏山が聳え、その山頂を見ることができます。冬はリフトが動き、山頂からスノボで滑り出していたことを思い出します。ちなみに鉢伏山の南斜面がハチ高原で、北斜面がハチ北高原。いずれも人気のスキー場です。
また1年を通して高原リゾートとして人気で、登山、オートキャンプ、ハンググライダーなどの名所としても知られています。

冬は一面銀世界となるゲレンデは、今は青々とした芝生に覆われている。夏場は登山、オートキャンプの名所として人気。


麓から鉢伏山の山頂を望む。


沸き立つ真夏の雲も間近に見える。
爽やかな風と、降り注ぐ夏の太陽。
標高は900mほどあるため、麓と比べるとかなり涼しいです。訪ねたのは暑い真夏日でしたが、ここでは爽やかな風が吹いています。いかにも高原といった気候。夏でも過ごしやすい鉢伏高原では合宿や林間学校が多く開かれています。この日もジャージ姿の学生グループが多く、また遠くからは吹奏楽の練習の音が木々の合間から聞こえてきます。
車を停めて、しばらく草原を歩くことにしました。緩やかな風が涼しく、しかし降り注ぐのは明るい夏の太陽。空は澄んで、すぐそこを流れる雲は太陽の恩恵を受けて絵の具のような白さです。まさか真夏の関西でここまで爽やかな場所があるとは、思いもよりませんでした。

爽やかな風が吹き、いかにも高原といった気候。夏でも過ごしやすい鉢伏高原では合宿や林間学校が多く開かれている。


夏の太陽を浴びた、鮮やかな緑の世界。


合宿中なのか、ジャージ姿の学生グループも。
刻々と変わる、草原の表情。
特に美しく感じたのは、刻々と変わる鉢伏高原の草原の表情です。日が当たる場所と当たらない場所のコントラストがとても美しく、流れる雲の様子によって草原がさまざまに塗り替えられていくのです。それから芝生に寝転がって、しばらく空と風を楽しむのも最高でした。なんだか本当に久しぶりに、本物の高原の良さに包まれている感覚がありました。その夏の、一番思い出に残った風景でした。

ハチ高原では車で訪れてのキャンプ場として人気を集めている。この日も多くのテントが張られていた。


刻々と変わる鉢伏高原の草原の表情。


高原の空と風を存分に楽しむ。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 鉢伏高原(ハチ高原) |
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所在地 | 兵庫県養父市鉢伏高原 |
問い合わせ先 | 079-667-3113 | 氷ノ山鉢伏観光協会 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | ― |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/鉢伏高原 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022834-d3640680-Reviews-Hachi_Highlands-Yabu_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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