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木津川駅 木津川駅

木津川駅

きづがわえき □大阪府大阪市
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POINT

<置き去りにされた、「都会の中の秘境駅」。>
南海高野線「木津川駅」は、難波近くにありながら乗降客が少ない“都会の秘境駅”。無人駅のレトロなホーム、工場街に溶け込む未舗装の駅前など、時間が止まったような風景が魅力です。汐見橋線の起点からのアクセスも便利。本記事では、木津川駅の見どころやアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。

KEYWORD

#大阪府 #大阪市 #駅・駅舎 #鉄道

TIME

所要時間:15〜30分(見学)

置き去りにされた、「都会の中の秘境駅」。

大阪市には「JR」「大阪メトロ」「阪急」「阪神」「京阪」「近鉄」「南海」「阪堺」という全部で8社もの鉄道があり、280万人の住民と380万人という昼間人口の移動を支えています。駅の数は実に220以上。またその数と同じだけの駅前があり、そこには街があります。そう考えると、自分の知らない街がまだまだ無数に存在していることを思い知らされます。
そんな数ある大阪市の駅の中で最も乗降客数が少ないことで知られるのが、今回ご紹介する南海高野線「木津川」駅。ただ乗降客数が少ないだけではなく、駅そのものの存在が語られるべきほどの、特殊な駅です。

木津川駅

大阪市にある220以上の駅の中でも、最も乗降客数が少ないことで知られるのが南海高野線「木津川」駅。

木津川駅 木津川駅

駅舎からホームに渡る構内踏切。

木津川駅 木津川駅

一部の線路は夏草に埋もれている。

木津川駅 木津川駅

構内で途絶えている2本の線路。

木津川駅 木津川駅

1時間に2本しか運行していない。

始発の汐見橋駅も、レトロ感満載。

今回木津川駅を訪れるために、まずは南海「汐見橋」駅からスタートします。汐見橋駅は難波から地下鉄千日前線で西へ一駅、桜川駅から乗り換えます。駅舎自体が古く、1930年に建てられてからそのまま100年使われている駅。外観はアートが描かれて現代的な雰囲気もありますが、構内はレトロ感満載。改札上の大きな観光路線図は昔掛かっていたものを再現したものですが、昭和の雰囲気が色濃く残されています。
この路線は30分に1本というダイヤなのでハラハラしていましたが、駅に着いたのがちょうど発車の時刻間近ですぐに乗ることができました。

木津川駅

始発駅となる隣駅が「汐見橋」駅。駅舎自体が古く、1930年に建てられてからそのまま100年使われている駅。

木津川駅 木津川駅

外観はアートが描かれて現代的な雰囲気。

木津川駅 木津川駅

改札にはレトロな雰囲気の観光路線図。

時間が止まったような、木津川駅のホーム。

そして2駅目の木津川駅で降車。降りたのは私と老人女性の2人でした。ホームは小さく、2両編成の列車でちょうどです。駅の周りは完全に工場街。工場の外壁には線路に降りて書かれたであろう落書きも見られ、お世辞にも現代的な雰囲気があるとは全く言えません。
でも駅そのものは初夏の日差しを浴びて、どこか平和な空気に満ちています。時間が止まったような。ホームにひとつだけ置かれた古い木のベンチは、いつからここにあるのだろうか。レールの隙間からは緑色の草が方々で生えていて、ふと昔よく聴いた遊佐未森さんの「夏草の線路」を思い出します。

木津川駅

駅そのものは初夏の日差しを浴びて、時間が止まったようにどこか平和な空気に満ちている。

木津川駅 木津川駅

Y字型のホーム屋根も今や珍しい。

木津川駅 木津川駅

ずっと昔からあるような木製のベンチ。

木津川駅 木津川駅

都会らしく落書きも見られる。

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こちらが駅前広場、舗装さえされていない。

空き家のように、人の気配がない。

ホームは完全に独立していて、改札のある駅舎へは構内にある踏切を渡らなければなりません。その踏切では3本の線路を跨ぎますが、そのうちの2本は踏切脇で切られて行き止まりになっています。線路の設備やレールは錆びついており、何もかもが何十年も置き去りにされているような駅。駅舎も同じです。小さな建物で、まるで空き家のように人の気配がありません。都心部にあるにもかかわらず木津川駅は無人駅。トイレさえないのです。
そして駅前はというと、なんと未舗装。砂利が敷かれているだけで、まるで工場街のうらぶれた空き地のようです。

木津川駅

線路の設備やレールは錆びついており、何もかもが何十年も置き去りにされているような駅。そこに魅力がある。

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昔ながらの手動のポイントが残る。

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駅周辺はこのように荒れ放題。

1日の乗降客数は、150人程度という。

まさかこんな駅が難波から直線距離で1,500mのところにあるなんて。「都会の中の秘境駅」とも呼ばれる理由がよく分かります。木津川駅ができたのは南海高野線が開通した1900年(当時は高野鉄道)。現在の駅舎は1940年に建て直されて、そのまま使われているそうです。すでに85年。その時から時間が進んでいないかのよう。1日の乗降客数は150人程度といい、正直なぜ廃線にならないのか不思議なほど。もう二度と来ることないんだろなと思いながら、しかしこの秘境駅の風景をもう一度目に焼き付けました。

木津川駅

木津川駅は都心の難波から直線距離で1,500mしか離れていない。しかし1日の乗降客数は150人程度しかない。

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次の電車が来る気配が全くない。

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駅近くの踏切も開きっぱなし。

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photo.

アクセスマップと交通アクセス

■公共交通機関でのアクセス

  • 鉄道(南海電鉄 汐見橋線):
    • 南海汐見橋線の無人駅です。汐見橋駅から2駅、岸里玉出方面へ約4分。
    • 最寄り駅として、芦原橋駅・芦原町駅まで徒歩約12分、今宮駅へ徒歩約14分です。
  • バス:
    • 駅周辺には「北津守」「浪速西四丁目」「浪速西三丁目」などのバス停があり、徒歩5〜7分圏内。

■車でのアクセス

  • 阪神高速や一般道を利用し、西成区北津守周辺まで。
  • 駅徒歩3〜5分圏内にコインパーキングやakippa予約駐車場が点在します。例:「アメニティパーク津守住宅」(徒歩約4分)、「akippa TERAGISHI」(徒歩約5分)など。
  • 駅付近の道路は一部狭路ですので、大型車の駐車や乗り入れには注意が必要です。

詳細情報

名称 木津川駅
所在地 大阪府大阪市西成区北津守1丁目8
問い合わせ先 050-3090-2608 | 南海電鉄コールセンター
休業日 -
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://www.nankai.co.jp/traffic/station/kizugawa.html
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/木津川駅
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情報更新日:2026年1月

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