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まつもと城下町湧水群 まつもと城下町湧水群

まつもと城下町湧水群

まつもとゆうすいめぐり □長野県松本市
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POINT

<街中に湧き出す、清冽で豊かな水。>
「まつもと城下町湧水群」は、松本市街地に点在する名水スポットで、『平成の名水百選』にも選ばれた清冽な水が魅力。源智の井戸や槻井泉神社など歴史ある湧水を巡りながら、城下町の風情を楽しめます。地元の人々が守り続ける美しい水と暮らしの関係も必見。本記事では、湧水群の見どころやおすすめ巡り方、アクセス、実際に訪れて分かった情報を詳しく紹介します。

KEYWORD

#長野県 #松本市 #名水・水源 #城下町

TIME

所要時間:30〜90分(散策)

街中に湧き出す、清冽で豊かな水。

松本市は周りを高い山々に囲まれ、松本平と呼ばれる盆地を形成しています。その中心地にある、国宝松本城を擁して江戸時代から栄えた松本の城下町。実はこの城下町の地下には街を取り囲む美ヶ原などの山々からの伏流水が豊富に貯えられ、美しい水がそこらじゅうで湧き出す湧水群があることで知られています。中世から親しまれ信濃国第一の名水と謳われた「源智の井戸」など有名な井戸から町角の小さな井戸まで、ほんとに街の至る場所から水が湧き出していて、それらを巡ることも松本観光の魅力のひとつとなっています。

まつもと城下町湧水群

松本市中心部には地下水が豊富でいたるところで水が湧き出している。今回はそれらを巡ってみることに。

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清冽な水が集まって流れる女鳥羽川。

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松本城の外堀でも水が湧き出している。

昔から、水と人との関係がある。

また松本の地下水は飲み水としても非常にレベルの高い自然水とされ、まさに「名水」として親しまれています。また地元の人々の日々の管理によりその水質が守られているといい、希少な水と人との関係が見られます。『平成の名水百選』に「まつもと城下町湧水群」として認定され、観光資源としても活用。今回はレンタサイクルで、それらの湧水群を巡ってみることにしました。

まつもと城下町湧水群

地元の人々の日々の管理によりその水質が守られており、日常で使用する水として広く利用されている。

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松本神社の境内脇に湧き出る「松本神社前井戸」。

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中町通りにある「中町蔵の井戸」。

神秘的な雰囲気、「槻井泉神社の湧水」。

実際に巡ってみると、ほんとに数多くの場所から水が湧き出していました。松本城の北側から巡り始めて、松本神社の境内にある「松本神社前井戸」、松本城総堀の脇にある「北門大井戸」などを訪ねます。その後は城の南東エリアに密集している「東門の井戸」「鯛萬の井戸」「女鳥羽の泉」を訪問。その次に行った「槻井泉神社の湧水」はおすすめで、樹齢300年と言われる高さ20mを超える大ケヤキの横から水が湧き出しています。小さな池もあり、鯉が泳いでいました。槻井泉神社のお社とその横に無数の石標が建ち並び、神秘的な雰囲気に包まれている場所でした。

まつもと城下町湧水群

「槻井泉神社の湧水」はおすすめで、樹齢300年と言われる高さ20mを超える大ケヤキの横から水が湧き出している。

人々の暮らしに寄り添って、存在している。

その後は「日の出の井戸」「日の出の泉薬祖水」「伊織霊水」「源地の水源地の井戸」と巡ります。全部の湧水(井戸)に言えるのですが、その町角にすごく馴染んでいるというか、人々の暮らしに寄り添って存在しているということがよく分かります。傍らに小さな祠が建っているところも多く、地元の方々の水への感謝が感じられます。大きなポリタンクに汲みにくる人も多く、日常生活に欠かせない水として使われていることも実感。「源地の水源地の井戸」から西へ向かう細い路地なんかは、どこからともなく水の湧き出る音が聞こえてきます。

まつもと城下町湧水群

古き良き裏通りにあり、かつて割烹料亭「鯛萬」があった事から名づけられた「鯛萬の井戸」。

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何気ない通りの足元に「葵の井戸」。

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「槻井泉神社の湧水」の湧き出し口。

歴史と風格がある、「源智の井戸」。

その後、最も有名な「源智の井戸」へ。町角に東屋が建てられた井戸からは、清冽な湧水がとめどなく流れ出ています。この井戸は城下町ができる前から飲み水として利用されていたという古い井戸。明治天皇の松本御巡幸の際にもこの井戸の水が御前水として提供されたそうです。またすぐ横の水路にはなんと魚が泳いでいました。こんな街中の水路なのに魚が住めるなんて、松本の水の美しさがよく分かります。
他にも中町通りにある「蔵の井戸」、四柱神社の前にある「なわて若がえりの水」、松本市立美術館横にある「大名町大手門井戸」、松本駅前にある「深志の湧水」なども巡り、写真に収めた湧水は全部で18ヶ所もありました。

まつもと城下町湧水群

「源智の井戸」は松本で最も有名な井戸のひとつ。城下町ができる前から飲み水として利用されていたという古い井戸。

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薬祖神社にある「日の出の泉薬祖水」。

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松本駅前の広場にある「深志の湧水」。

湧水巡りは、町巡り。

自転車で松本城下町の湧水巡りをしていて感じたのは、やはり地元の方々の水との関わり方でした。湧水ごとにその地区の人々が中心となって保全活動をされています。美しい水を美しいまま保ち、生活に取り入れる。そのために年間を通じての清掃や環境保全、また祠の管理などが脈々と続けられてきたのです。それは素晴らしいことです。
それと湧水巡りは町巡りというか、それぞれの町の表情があり、その違いを見て楽しむこともできました。松本の町の、本当の姿に触れられた気がしました。

まつもと城下町湧水群

毎分150ℓもの湧水がある「源地の水源地井戸」。

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photo.

アクセスマップと交通アクセス

■公共交通機関でのアクセス

  • 徒歩:
    • JR松本駅から徒歩約15〜20分で湧水群エリアへ
  • 周遊バス(タウンスニーカー):
    • 北コースや東コースで多数の湧水スポットにアクセス可
    • 例:源智の井戸 → 東コース「はかり資料館」下車 徒歩約5分
    • 例:女鳥羽の泉 → 東コース「伊織霊水」下車 徒歩約10分
    • 例:大名町大手門井戸 → 北コース「大名町」すぐ
  • アルピコ路線バス:
    • 北市内線東回り100系統で「清水」下車 徒歩約5分(槻井泉神社湧水など)

■車でのアクセス

  • 長野自動車道 松本ICから市街地へ車で約5〜20分(スポットによる)
  • 駐車:近隣に市営駐車場あり(湧水専用駐車場はないため、城周辺を利用)

詳細情報

名称 まつもと城下町湧水群
所在地 長野県松本市
問い合わせ先 0263-34-3015 | 都市計画課景観担当
休業日 -
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://visitmatsumoto.com/coverstory/yusuimeguri/
wikipedia
食べログ
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298118-d2282489-Reviews-Matsumoto_Castletown_Springs-Matsumoto_Nagano_Prefecture_Koshinetsu_Chubu.html
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情報更新日:2026年1月

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