万葉の岬
まんようのみさき □兵庫県相生市





穏やかな海を眺む、椿咲く丘。
爽快な海沿いドライブが楽しめる国道250号線から少し道を逸れて、急な坂道を上ったところにある万葉の岬。播磨灘に突き出して標高は約140mほどあるため、雄大な播磨灘を一望できるスポットです。岬周辺にはホテルやつばき園があり、絶景をもっと楽しめる要素も揃っています。真夏の昼下がり、暑すぎる天気でしたが、海から吹き上げてくる風が心地よい岬でした。

播磨灘に突き出した小さな半島にある「万葉の岬」。標高は約140mほどあるため、雄大な播磨灘を一望できる。


岬周辺にはホテルやつばき園がある。


高台にあるハート型のベンチ。
雄大な播磨灘と、そこに浮かぶ島々。
駐車場は2ヶ所にありますが、大きい方はホテル専用なので、小さい駐車場に停めて散策します。駐車場のすぐ横に、周囲より一段高くなった小さな丘があります。ここは相生市の市木である椿が咲き誇る「つばき園」。約30品種200本が植えられていて、冬から春にかけて美しい椿の花が景色を彩ります。
そしてここからの眺めが一番のおすすめ。雄大な播磨灘と、そこに浮かぶ島々。目の前の景色の端から端まで海と空が広がり、東には淡路島、南には家島諸島、西には小豆島が見えます。さらに君島、蔓島といった小さな島々もまるで船のように浮かんでいます。とにかく海が静かで、空がそのまま映っているかのような色が印象的でした。

雄大な播磨灘と、そこに浮かぶ島々の眺望は絶景。君島、蔓島といった小さな島々もまるで船のように浮かんでいる。


芝生広場があり、海からの風も心地よい。


静かな海に同化するように心が寛いでゆく。
奈良時代から、景勝地として愛された。
ところで地理的には「金ヶ崎」が正式名称。なぜ「万葉の岬」かというと、奈良時代の歌人である山部赤人がこの岬で詠んだ歌が、万葉集に載っているからです。岬にはその歌碑もあります。つまりこの岬が、奈良時代から風光明媚な景勝地として愛されていたということ。そして現代で見る万葉の岬もまた、万葉の頃と変わらぬ絶景がありました。

万葉集にある奈良時代の歌人・山部赤人の歌は、この岬で詠んだ歌。そのことから「万葉の岬」と呼ばれている。


地理的には「金ヶ崎」と名付けられている。


奈良時代から風光明媚な景勝地として知られていた。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 万葉の岬 |
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所在地 | 兵庫県相生市相生5321 |
問い合わせ先 | 0791-22-1413 | ホテル万葉岬 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://www.manyoumisaki.jp/ |
wikipedia | ー |
食べログ | - |
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